工大生のメモ帳

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狼と香辛料Ⅱ 感想

※ネタバレをしないように書いています。

※これまでのネタバレを含みます(一巻の感想はこちら→狼と香辛料 感想 - 九工大生のメモ帳

狼。羊飼い。旅商人。

情報

作者:支倉凍砂

イラスト:文倉十

ざっくりあらすじ

狼神ホロと旅をし続けることを決めたロレンス。前回の儲けで手に入れた胡椒と、ホロの経験と策略を武器に、優位な形で大きな商売を仕掛ける。しかし、北の教会都市リュビンハイゲンで思いがけない策略に嵌まってしまう。

大損による莫大な借金を返済するため奔走するロレンス。ホロにも解決策は思い浮かばず、時と運に見放されたロレンスは、商人人生を断たれるほどの絶望的な状況に立たされる。

そんな中、何とか思いついたたった一つの解決策。

彼は道中出会った一人の羊飼い・ノーラに全てを託した。

感想などなど

前巻。男として、商人として最高にかっこよかったロレンス。今回もそれを期待して読み進めます。

今回陥った状況をざっくばらんに説明すると「儲けになると踏んで大金はたいて買い込んだ物が、蓋を開けてみればゴミだった」というようなものでしょうか。経済学など全く知りませんが、自分の解釈はこんな感じです。違ったら詳しい人説明お願いします。

何だかんだで膨らんだ借金。

色々考えた結果、知り合いを巡ってお金を貸して欲しいと頼みに行きますが、後ろについてきているホロを見て、一様に首を横に振ります。

まぁ、そうですよね。借金あるくせに美人を隣に置いているのですから。

そこで責任を感じるホロ。ロレンスも思わず強い口調で言葉を投げかけます。

 

さて、思いついた解決策は金の運搬。

思いつきはしたものの、その実行は非情に難しい。誰かできる人はいないかと考えた結果が……

羊飼いの金髪美少女・ノーラ

というわけです。その他小難しい話は本編をどうぞ。

しかし、できるとはいっても絶対ではないわけで。予測不能の事態がここでも巻き起こります。

 

ホロとロレンス。神と人。

結局の所、どう頑張ったって互いに理解し合えないかも知れない。人にとっての神は畏怖の対象であって、神にとっての人は虫けらと同義かも知れない。

それでも二人は互いにゆっくりと歩み寄り、助け合います。まだ出会って間もない二人はこれからどうなっていくのか。

 

 

結論。ホロは可愛い。