工大生のメモ帳

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アサシンズプライド 暗殺教師と無能才女 感想

※ネタバレをしないように書いています。

彼女の先生であり、暗殺者であり、そして……

情報

作者:天城ケイ

イラスト:ニノモトニノ

ざっくりあらすじ

マナという能力を持つ貴族が、人類を守る責務を負う世界。

能力者の育成学校に通う貴族でありながら、マナを持たない特異な少女メリダ=アンジェル。彼女の才能を見出すために家庭教師としてクーファ=ヴァンピールが派遣される。

彼女の才能がないと判断された場合、彼女を殺すように

と、暗殺者としての命令を背負って……

能力がすべての世界の中で、苦しみに満ちた人生を歩みながら、報われない努力を重ねるメリダ。そんな彼女に対して、クーファが下す決断とは。

感想などなど

マナという能力を用いて戦うバトルラノベ。主人公のクーファはステータスが未知数であるものの、教師として雇われている背景だったり、戦闘シーンを読み進める限りかなり強い。

対してヒロインのメリダ=アンジェは最弱だ。

能力者の育成学校に通うみんなは当たり前のように、マナを扱っている。マナとは魔法を使うために必要な、ゲームで言うMPといったものに当たります。まぁ、MPがなければ当然魔法は一切使えません。

そして、マナには細かな特性というものがあります。個人が産まれながらにして大体その特性が決まっていて、例えばメリダ=アンジェの家系だと、パラディンと呼ばれる特性を持っている。それぞれの特性を駆使して、名前を叫んで特有の技を繰り出して行くわけです。

上でも書いたとおりメリダ=アンジェは代々パラディンのマナを有する家系の娘であり、このパラディンとはかなり強い……はずだったのですが。

悲しきかなメリダ=アンジェはマナを有していないという。代々最強と言われてきた貴族の家系に唐突に産まれた落ちこぼれ。

有名な貴族一家の娘でありながら、弱い以前に戦いすらままならない彼女。

彼女の存在は悪い意味で目立つ。彼女がどんな扱いを受けているかは、今これまでの説明からある程度察してもらえると思う。

罵詈雑言は日常茶飯事、とだけ言っておきましょう。

 

しかし、彼女は懸命にあがきます。勉学は人一倍取り組み、肉体の鍛錬も怠らず、常に努力しています。

それでも、一向にマナが使えることがありませんでした。

 彼女が鍛錬で身につけたものもマナを纏った相手には全く意味がありません。

彼女が今懸命に積み重ねているあらゆる努力も、マナが使えるようにならなければ、無駄骨に終わります。

彼女には夢があります。その夢も今のままではどんなに努力しても越えることができません。

そんな彼女を見て、暗殺者であるクーファは何を思うのか?

 

アニメ向きの作品であるように思います。戦闘シーンもあり、ちょっぴりエロイシーンもあり。王道のライトノベル、といったところでしょうか。

努力 友情 勝利。ジャンプの三大原則までもしっかり押さえられておりました。

 

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