工大生のメモ帳

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ハイスクールD×D2 戦闘校舎のフェニックス 感想

【前:第一巻】【第一巻】【次:第三巻】

※ネタバレをしないように書いています。

※これまでのネタバレを含みます。

先輩のために……覚悟はできた。

情報

作者:石踏一榮

ざっくりあらすじ

立派な悪魔になるために今日も朝からアリス・グレモリー先輩に修行をつけてもらっている。しかし、最近どこか様子がおかしいのが気になる。

そんな中、部長の婚約者を名乗るライザー・フェニックスが学校に現れた。貴族でイケメンで、下僕は全て女の子のハーレム状態。そのハーレムに部長も加わる!?

部長はその婚約を嫌がっているようで……。

そんな婚約をかけたレイティングゲーム始まりだ。

感想などなど

一巻と続けて、相も変わらず煩悩と勢いで駆け抜けていくラノベでした。〇っぱい談義は抑えめにさっさと感想に入っていきましょう。

一巻で神器の正体がある程度語られました。持ち主の力を何倍にも上げることで、神すらも殺すことができる最強の武器。アーシアを助けるためにボロボロになりながらも立ち上がり、元カノを拳一つで殴り倒した最後の展開は熱い物でした。

さて、アーシアも悪魔として転生し物語は始まっていきます。

煩悩全快の日常の最中、どこか様子のおかしいアリス・グレモリー先輩。

おかしいの極めつけは「処女を貰って下さい」発言。そこら辺の展開は読んで確認して貰うとして……。

それら全ての元凶はライザー・フェニックスという男。

フェニックスという名の通り彼は不死身の男で、レイティングゲームでもし先輩達側が勝利した場合は婚約を破棄しても良いと条件を提示してきます。

レイティングゲームとは仲間をチェスの駒に見立てて闘うゲームで、それぞれの駒の強さはさることながら戦略も重要になってくる。

ライザー・フェニックスは公式にレイティングゲームもしたことがある一方、アリス・グレモリーは今までやったことのない素人。

何よりも問題なのはライザー・フェニックスという不死身の男の存在。レイティングゲームとはキングであるチームのリーダーを倒さなければ終わりません。

不死身の男を倒す……果たして倒せるのでしょうか。

 

当然のことながら、ただ適当に一発ボカンッと殴っただけで不死身の男を倒せるはずもありません。

主人公も神器は神をも殺せる神器を持っていると言っても、神器の特性上持ち主の肉体の強さに依存しているせいか、如何せん神を殺せるほどには至っていません。

それなりに覚悟という奴をしておかなければ。

 

大切な人を守るために、どれほどの覚悟を持って挑むのか。相変わらず、熱いバトルの幕開けです。

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